そよかぜ便り

些細な日常をお届けします!

シネマ

切ないほどにアンバランス

私の人生の地獄が始まったのは高校三年生の夏だが、その前兆が来たのは高校一年生の秋だった

まあその出来事のおかげで私はいくつかの内定を得ることができたのだろう

何が言いたいかと言うと、面接において笑いの瞬間を作ることは非常に有用だということだ

そしてホロコーストのことをあえて笑いに変えるユダヤ人のように自らのトラウマを笑いに変えることで”治療”することもできる

なんにせよ

そんな地獄に入る前、あーしが再び太り始める前の高校一年生の夏だった

ポケモンGOが流行っていたのを覚えているだろうか

あの時の夏は私はロッキンにいったあとの日焼けした肌にアロエを塗ったりクソ暑いけどクソエモかったりしたのが懐かしかったりしただけじゃなくて夏期講習とかに行っていた

夏期講習は交流館?とかいう変な建物でやっていたしあの中のムワッとした空気は教育実習に行ったからではなく記憶として覚えている

ダサい夏服も

私は粗相したことはないけどどうして血が目立ちやすい色のスカートにするんだろう?

夏期講習(数学)は女の子の友達2人と受けていたがその時全く講習の内容なんて聞いていなくて右斜め後ろで人間の喉から発せられる振動が空気を伝わってくるそれにしか意識が向けられてなくてでもそんな自分が恥ずかしくて嫌でその時あたしがすごく痩せたからという理由か多少噂?になってわざわざ人が告りにくるようになったからという理由か知らんけどその前の年まで死ぬほど酷いことをしてきたのにいやそれは私が酷いことをしたからだけどとても優しくてあたたかくしてくれためちゃくちゃ当時は(ここ重要)かっこよかった付き合ってる人の事なんて完全に頭から抜けてていないものになっているレベルで意識を向けていた

そのため少しの挙動において冷や汗が流れるレベルで緊張していた

けれど当時の私は自分は好きでは無い人をあたしを好きにさせる方法を知っていたけど本当に好きな人に対してどう接すればいいか分からなかったしそもそもその感情が正解なのかも分からなかったしどうこうなりたいとか付き合いたいとかやりたいとか全く思っていなくてただ好きという感情があるだけだったからどうすればいいか分からなかった

とにかくあの夏は暑かった

あの

変な文章書いてますけどクスリやってないです

とにかくその人と話せれば幸せだし少しでも接触する機会があれば幸せだし意味もなくその人のいるクラスに行く理由を見つけたりその時の女友達には申し訳ないけどそういうことをしてた

で、とにかくその夏期講習の時にポケモンGOが流行っていたけどあたしは何が楽しいのか分からなくてでもとりあえず流行りに乗るためにやっていた

部活の何かをするためにおおたかに行く時になぜか1人でイヤホンつけて聞いてたのがパスピエのシネマだった

夏休みに部活特権で会えるのが嬉しくてでもそれを察されたら終わりだという思いがあったしでも会えるのは嬉しかったけど会う度に強がりで変な態度を取ってしまったりきっと相手はあたしのことが嫌いなんだろうなと思ってしまったりして決して楽しくはなかった

そもそも私には恋人と呼べるひとがいたのでその気持ちを誰にも話すことはできなかった

映画をthemeに思い出を書こうと思っていたが当時見た映画が思い出せずとりあえず曲名がシネマなのでそれをタイトルにした

私では無い人と話したり笑ったりしてる顔が好きだったな

犬歯のあたりが好きだったとか

ま、今は私のものなんですけどね