大宮駅前はカオスでよかった
右に行っても左に行っても繁華街のはじっこに歓楽街があって、その先に風俗街とラブホ街がある
嘔吐する若者と緑の風船を持つ女の子たち
氾濫するカップルと道いっぱいの客引き
居酒屋の後ろからはなんとも言えない香りが漂ってきて
締まりきったスナックからはカラオケの音が聞こえてくる
大学生の集団は楽しそうに何かを期待しながら歩いてる
終電間際の電車には人々が駆け込んでた
土曜の夜だからか人が沢山いた
地球が支えきれないほどに
でも君は私がいなくても自分らしく生きられるんだろうね
私にはそれはできないよ
どっちも嘘!