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時々川沿いとか公園とかそういう場所でゆったりと時間が流れていたことを思い出したり、曇りに晴れ間が見えて、惜しい、晴れてくれればなぁなんて思ってた感じを思い出したりします。しません。
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また明日って言うけど、明日なんて来ないって知ってた?私が可愛くないからだよね…
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例え話なんですけど、
ケーキってずっと食べてたら飽きるじゃないですか
だからカツ丼とか、ラーメンとかも食べたくなるじゃないですか
でも、ずっと他のもの食べてると、しばらくすると、ケーキを食べていた時に流れてた幸せな時間とか、感触とか、呼ぶ声とか、背格好とか思い出すじゃないですか
でも、ずっと食べてると飽きるじゃないですか…
助けて…
だからビュッフェ形式が一番いいんですけどね
そうは問屋が卸さない
だって、ケーキに食べられている時あたしだってケーキになってるわけだから
世の中にはきっと、偏食の人が多いんだろうな
あたしがほんとに好きな食べ物を見つけられてないだけって?
そうなのかなぁ。
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ワンルームの部屋に、2008年頃の優しい午後の光が差して、テレビでは、2008年頃のドラマがやってて、そんなあったかい時間が、紅茶と一緒に喉の奥に流れ込んでいきませんか?
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席を立たなくていいから、落ち着いた時間が流れていて
ビュッフェも、アフタヌーンティーも、それぞれの良さがあります
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というか、ケーキを食べてからカレーを食べたあとって、ケーキの味、変わっちゃいますよね
世の中には不可逆のことが多すぎませんか
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逆に信じられないですよね
時が経つのがあっという間だから
人が他人になるのもあっという間なんですよ
そしてあっという間だから
無かったことになるんですよ
まあいいんですけど
記憶って臓器があって
そういう時間も
きっともう幻想なんですよね
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ちなみに、現実界との直面を避けるために存在しているのが幻想です
現実を構造化して、理解の範疇に落とし込んだものが幻想なのです
我々はケーキが食べたいからケーキを妄想するのではなく、ケーキを妄想しているからケーキが食べたいのです そして、その食べたいという気持ちが欲求ではなく欲望なら、それはあなたがケーキを食べているために起こる隣人の反応が原因なんですよ つまり、「ケーキを食べている私を見て惚けた顔をしているあなた」を欲しているんですね
そしてその「あなた」というのは、当たり前ですけど非人間的な一面を持つ我々を脅かす存在なのです
外傷的な存在なのです
ねえ、だから私は私のものじゃないんだよ
でも我々は隣人と我々自身の間を上手く取り持つために妄想する、幻想に逃げるのです
でもその幻想が肥大化しすぎたら…
ファッk(ケーキを食べるしかないんです
byジジェク
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バイバイ
出来るだけ笑って
見送ったら
君の後ろ姿に流れるエンドロール
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いつか教えてあげた花の名前
忘れないように
呟いてみる
何度も
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