そよかぜ便り

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Rayの終焉

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「大学生になったらこの雑誌を読むんだよ」

 

ほっといたら快楽天ビーストしか買っていなかった私に、中学生の頃はニコラ、高校生の頃はseventeenを勧めてきた母が渡してきたのが女子大生向け雑誌Rayだった。

 

なるほど、確かに女子大生向けだ。

純粋に弾けてモテたい!という気持ちが溢れているseventeenと異なり、「対女へのマウント取り」という要素が大きく入ってきたRay。

にしても、背伸びしておばさんになりすぎず、子供っぽくもなりすぎない、微妙な距離感が上手く使えている雑誌だと感じた。

 

何冊かは買ったけれど、基本的には駅前のコンビニで立ち読みしたり、ネカフェで読んだり、auスマートパスの特典で読んだりしていた。

 

役に立ったかといえば全く立っていない。別居前まで着る服は全て親が選んでいて、いざ自分で選ぶとTシャツとロンスカだけ(組み合わせもダサい)、ちゃんとする時は全身axesで固めて置けばいいと思っている女なので。

 

さて、そんなRayがオワコンになった。

今は情報収集はネットでできるから、ファッション誌それ自体がオワコンになりつつある。

しかし、Rayはそれ以上にオワコンになった。

 

ある月の号で、いきなりこんな特集が組まれた。

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は?

 

と言った感じだ。

挙句今月号を見てみると、雑誌の半分以上が韓国特集…。

(これは糖質パラノイアネトウヨでなくても工作だと思っても仕方ないのでは…。)(ネトウヨの大半が糖質です)

 

まあ擁護は出来る。何故ならばRayに載っている道具や服はバカ高いのだ。seventeenにしてもそうだった。それも当然で、雑誌は商品を買わせるためにあるのだから高くなるのだ。そして、女子大生がお金を大量に稼ぐにはパパ活とか援交紛いのことしかない。それはもうどうしようも無いのだ。

 

コロナでバイトも減り、モノを購入する機会も減り、女子大生たちに掲載商品を買わせるには、「パパ活で金を稼がせたり、おねだりさせたりするしかない」のだ。

 

だからこういう特集が組まれたのだろう。

しかし冷静に考えて欲しいがファッション誌で円光をpushすることは異常だ。

そうでもしないと採算が取れないというのは、この雑誌、ひいてはファッション誌界、もっと言うとファッション業界それ自体がオワコンになっているのではないだろうか?

 

韓国が流行っていることは仕方あるまい。これは広告業界がその国と繋がっているという陰謀論に近い眉唾情報を信じてみるとすると、当然のことだ。だから別にいいんだが、世の中の女子大生は少しは自分の頭で考えてみてほしい。自分が日本が嫌いなのか、歴史認識の溝をどう捉えるか、そういうことだけでもいい。別に韓国が好きな事を否定していない。私もチーズダッカルビは好きだ。ただ、それが脳死で好きなのでは駄目だと思う。ちゃんと政治的背景や立ち位置といった「むずかしいこと」も考え、自分の意見を持った上で好きであるなら問題は無い。私が1番憂慮していることは、そういった思慮なしに若者が文化を受け入れているうちに私の生まれ育った大切な国である日本が日本のものではなくなることなのだ。

 

上の文章をネトウヨしぐさだと感じた方は、おめでとうございます。パラノイア左翼の仲間入りです。私自身も主張を抑え、しっかりリベラル的目線で書きました。というか、客観的事実を書きました。

 

このブログ自体読んでくれている方が少ないので伝わるのかは分かりませんが、ここまでお付き合いいただいた方には、私の普段の言動について腹落ちしていただけたかなと思います。

ありがとうございます。